観ました。-----
いやぁ、これは感想難しいです。
こういうのをサスペンス・ホラーって言うんでしょうか？
マジメな父親とごく普通の男の子兄弟の３人暮らしが、ある日突然、豹変する。
ことの始まりは父親が見た『天使のお告げ』。
父曰く、
この世の終わりが近づいている。
神は、悪魔を始末せよと語りかけてきた。
いきなりこんな寝言のような事を言われても、１２歳の長男と９歳の次男に何がわかる？・・・・と、回想シーンでは一人ツッコミながら観ていた。
が、大人になっての告白には次々とどんでん返しを繰り返しながら様々な殺人を明らかにしていく。
ちなみに、配役は、主演であり監督でもあるビル・パクストンが父親役。
幼い兄弟の長男フェントン役にマット・オリアリー。
次男のアダム役に我が？ジェレミー・サンプター。
そして、語り部としてこの映画を引張っていく人物にマシュー・マコノヒーが存在するのだが、これは最後に明かされるジェレミーの演じたアダムの大人役だった。
『ウエディング・プランナー』で２枚目のお医者さんがインプットされ過ぎていたので、薄汚れた青年がどうしても彼だとわからなかった。（夜の設定で暗過ぎたってのもありますが）
普段からこういった系統は観ないので、ストーリーに関しての感想は上手く語れませんが、大人役、子供役そのどちらも上手かったからこそ最後のトドメが効いたのだろうと思います。
殺人表現はありますが、グロイ場面は控えてある分、想像力に恐怖心を植えつけてきます。
そこにかわいい顔した兄弟の表情がある・・・ってのが余計に惹き付けられる。
ジェレミーの陽気な歌声も聴けるし、「かわいい弟」としての魅力も十分出ているんですが、大人版アダム（マシュー）の怖さが見え隠れしているようにも思えてくるから不思議。
たぶん、撮影ではマシューとジェレミーは共演していないハズなのでこれも観所かと思います。
サスペンスものがお嫌いじゃなければ一度ご覧ください。
・・・ファンと言えどちょっと重たい内容に購入心が起りません・・・
★★★ |
No.16 by 和夢
2008/07/08 [Tue] 22:41 |
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