いつか


自分でも気付かないうちに
あなたの視線を追いかけていた

冷たいようで優しいその瞳は
時々　ふとした瞬間絡み合う

まるでキスを交わすような
そんな錯覚を呼び起こす

あなたと私の歩調は
どこかチグハグ

だけど
何かが起こりそうな時
必ず私の隣にいてくれる

それがいつしか心強くて
いつしか当たり前になっていた

腕を掴むことは簡単
顔を近づけるのも簡単

なのに
自分の気持ちを言葉にすることは
どうしてこうも厄介なのだろう？

たった一言の言葉で片付くのに
あれじゃない、それじゃない・・・と

まるでメガネをしているのに
メガネはどこ？と探すくらいのオトボケ度

でも・・・きっと来るハズ
自然な感じで伝えれる日が

それまで焦らずじっくり煮込んで？
「好き」を形にしてみようかな