ＳＥＸＵＡＬＩＴＹ Ⅱ 言葉が欲しくて 気持ちが欲しくて この世の最後とばかりに 君を抱いた 次の言葉と今の気持ちで揺れている僕 君にはとっくの昔にわかっていた 僕の夢の大きさなんて それを手持ち無沙汰に転がしていた君の両手を 僕は怖くて手離せなかった なのに君の夢は？ 僕の愛は？ 君の声が欲しくて 力が欲しくて この世の最後とばかりにささやいた こわれた時計と早打ちする鼓動に 戸惑う僕 見えすぎていた現実は テーブルの上にある 君はいつもその外から僕を見ていたね？ 君と僕とのキョリは どこか少し違って見えた だけど君の言葉は？ 僕の声は？